こんにちは、『あおのカメール』と申します。ポケモントレーナー兼会社員をやらせてもらってます。今回は人気急上昇中の米国株の紹介ではなく、ポケモンSVのシーズン5で使用した構築を整理したいと思います。
【目次】
1.構築コンセプト
・短時間で試合が終わるように、高火力で押し切る。
・基本的には対面的に動き、タイプ相性を駆使しながら立ち回る。
対戦の勝ち負けはとても大切だが、自身の限られた時間の中で一定数以上の対戦をこなし、構築力やプレイング力を高めるためのPDCAを回していくことも重要と考えている。実際に本構築でのTODは一度もなく、1つ1つの試合を短時間で終わらすことに成功している。そして、余った時間は筋トレやアニメ鑑賞にあてることができた。(少しは資格の勉強でもしろ)
2.構築経緯
今期から使用可能となった4災にイダイナキバが強いと思い採用。
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どくびし展開とシーズン序盤に流行った「ドヒドイデ+チオンジェン」の並びに強い身代わりドクガを採用。
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天然ポケモンが少ない環境において、最強だと思った剣舞ドドゲザンを採用。
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上記の並びだと、地面の一環が切れていないのと、瞬間的なパワーが足りてないと考え、鉢巻カイリューとメガネハバタクカミを採用。
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上記の並びだと、中盤に増えた初手の飛行テラスカイリューにテンポを取られてしまうため、一撃で黙らせる命がけ入りのコノヨザルを採用。
3.構築詳細
【コノヨザル】ロゼルのみ/炎テラス
性格:ようき
調整:H236-A20-S252(Hはカバルドンがいのちがけで落ちる調整)
初手職人。何体ものカイリューを初手で倒してくれた。最速で運用しているのに、相手のコノヨザルに同速で負けて、ちょうはつを入れられ、ステロを撒かせてもらえない場面が多々あった。なんかポンコツ感があってかわいい。
【カイリュー】こだわりハチマキ/フェアリーテラス
性格:いじっぱり
調整:H60-A252-S196(Sは準速ガッサ抜き抜き抜き)
ハートを頭に乗せるカイリュー。ドクガはディンルーをよく呼ぶため、ドクガディンルー対面ができた時は、じしん読みでカイリューに引いて渾身の鉢巻フェアリーテラバーストを食らわせていた。フェアリーテラスをきっても、ドクガとタイプ相性が良いのが地味に良かった。Hが偶数なのは気にしないでください。
【ドドゲザン】オボンのみ/フェアリーテラス
性格:いじっぱり
調整:H228-A228-B4-D4-S36(可哀そうなことに努力値が500しか振られてなかった。努力値振るとしたら、Aに8振ります。)
今期のMVP。ディンルーでさえHB特化レベルでないと、剣舞フェアリーテラバーストを耐えることができない(裏を言えば、ディンルーの耐久がバグっている)。比較的天然ポケモンが減った今環境では、とても活き活きとしていたと思う。Hはカタストロフィでオボンが発動してほしいため偶数。
【ハバタクカミ】こだわりメガネ/フェアリーテラス
性格:ひかえめ
調整:H196-B180-C116-D4-S12(Sは最速コノヨザル抜き)
耐久ハバタクカミ。どなたかの調整を参考にしたのだが、忘れてしまった。あまり選出してなかったが、ほろびのうたがないとクエスパトラの倒し方が分からないので構築に入れていた。第9世代の中で見た目が2番目に好き。
【イダイナキバ】気合いの襷/鋼テラス
性格:いじっぱり
調整:H4-A252-S252
第9世代のポケモンの中で見た目が一番好き。4災に比較的強く、相手にテラスを切らせる性能が高い。また、ちょうはつを採用しているため受け崩し担当大臣でもある。
【テツノドクガ】ブーストエナジー/飛行テラス
性格:ひかえめ
調整:H28-B108-C156-D4-S212
強すぎる。カイリューとドドゲザンとのタイプ相性が良く、ほとんどの試合で投げていた。コノヨザルが相手のコノヨザルに対面負けたとしても、炎の舞の起点にできるように最速コノヨザル抜きにしている。最速ミミッキュは抜けてないが、環境的に準速が多く、最速でもシャドクロを採用していない or Sで負けていると思い込んでいるのかで影うちで退場してくれるパターンが多かった。 性格はひかえめで問題ないと思う。
【よくしていた選出】
コノヨザル+ドクガ+ドドゲザン or カイリュー
ステロ撒かれそうなときはドドゲザンを選出。キノガッサやチオンジェンなどのドドゲザンより Sが早くゴネゴネやってきそうなポケモンがきそうなときはカイリューを選出。
【受け構築への選出】
コノヨザル+イダイナキバ+カイリュー
コノヨザルでステロを撒き、いのちがけ。あとは、イダイナキバで物理受けを削り、カイリューで特殊受け含めてスイープ。ヘイラッシャとクレベースが同時に選出された場合はちょっと厳しいからやめていただきたい。
4.きつかったポケモン
・イルカマン
ジェットパンチが強すぎる。初手からハバタクカミで負荷を掛けれそうであれば、イルカマン読みでハバタクカミを選出。あとは、マルチスケイルを武器にカイリューでイルカマンを処理するしかないが、フェアリービルド型だけはどうしても無理だった。
大体、初手に選出されていた。コノヨザルで皮をはがし、ミミッキュの素早さがコノヨザルより早ければ、じゃれつく、影うち読みでドクガに引き、コノヨザルが上を取っていた場合は影うち読みでドドゲザンに引いていた。コノヨザルが素早さでミミッキュに抜かれているということは、ドクガも抜かれている可能性があったが、あたかもミミッキュを抜いている風に出すしかなかった。また、ミミッキュがシャドークローを押していたり、ドレインパンチを持っていた時は試合がほぼ終わってしまう。ちなみにドレインパンチを打たれた試合は今期一度もない。
・ブーツを履いたカイリュー
カイリューの処理ルートとして、初手であればコノヨザルのいのちがけ、後発であればステロ+(ドクガのC1上昇ヘドロ+ゲザンのフェアリーテラバースト)としていた。ステロが入らないとカイリューで押し切られることがあり、厳しい展開となっていた。
・渦アンコカイリュー
渦アンコは環境的に弱いと思い、割きってたのでドドゲザンはカイリュー対面でも剣舞していた。なぜか終盤にアンコールだけ持ってるカイリューが多く、それも普通にきつかった。明確な処理ルートは用意してなかったので、ドクガでテラスタルを駆使して対処するしかなかった。
・ゴーストテラスパオジアン
「ゴーストテラスやめてくれ~!!」と何度叫んだことか。ゴーストテラスであれば、ドドゲザンのふいうちが通るため、何とかなる場合もあったが、大体半壊させられていた。初手コノヨザルが何もできないまま倒されるのが一番しんどかった。
・サーフゴー+チョッキディンルーの並び
ドクガでサーフゴー君を倒させてくれ。初手コノヨザルとサーフゴー対面がとても多かった。コノヨザルはステロを撒き、サーフゴーはでんじは、2ターン目にたたりめ読みでドクガに引いていた。かなり上手いプレイヤーは2ターン目にもう一度でんじはを押していたが、9割はたたりめやわるだくみを押していたため、有利対面を形成することはできていた。しかし、このあとチョッキディンルーを出されるとこちらが一気に不利になる。ドドゲザンに引けばじしんが入る可能性があり、カイリューに引いて渾身のフェアリーテラバーストを打ったとしてもHBサーフゴーに引かれると半減で受けられ、2体目にでんじはが入ってしまうため、サーフゴー+チョッキディンルーの並びはかなりしんどかった。
5.後語り
S5お疲れでした!構築に穴が多いと感じていましたが、レート2100に乗ることができてとても嬉しいです。5月からポケモンをする時間が減ってしまいますが、上位者の構築記事をしっかり読み、少ない対戦数で結果が出せるように頑張っていきたいと思ってます。近々、今後の方針について整理したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
以上今後ともどうぞよろしくお願いします。
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